ペテルブルグ国際経済フォーラムで、日本人学者の開発が役立つ

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日本の中村修二氏とロシアの石油会社「ロスネフチ」のイーゴリ・セチン社長 - Sputnik 日本
サイン
ロシアの石油会社「ロスネフチ」のイーゴリ・セチン社長は、サンクトペテルブルグ国際経済フォーラムの枠内で行われた授賞式で、日本の中村修二氏が開発した「青色発光ダイオード(青色LED)」を使用した。

伝えられたところによると、授賞式の会場では、厳かに照明が灯されていたが、演者にとっては暗かった。そこでセチン社長は、「我々の受賞者の開発を利用することをお許しください」と述べ、2人の受賞者の名前とプーチン大統領からの祝辞を読み上げるために、携帯電話のライトをつけた。

このような状況の中でセチン社長が発表した最初の受賞者は、中村修二氏だった。中村氏は、「青色発光ダイオード(青色LED)」を開発した。青色LEDは、エネルギー効率の高い白色LED照明の発展を可能とした。中村氏は、青色LEDの開発で、2014年にノーベル物理学賞を受賞している。

2人目の受賞者は、ジャヤント・バリガ氏。バリガ氏は、電力の管理や流通の中で最も重要な技術革新の一つである、絶縁ゲートバイポーラトランジスタを発明した。

国際エネルギー賞「グローバル・エネルギー」は、2002年に制定された。これまでに、グローバル・エネルギー、イノベーション、エネルギーの供給、利用、省エネ改革、環境面におけるエネルギー開発などの研究に対して、カナダ、フランス、ドイツ、スペイン、日本、ロシア、ウクライナ、スウェーデン、英国、米国の学者30人以上に賞が授与されている。

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