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    天文学者、遠い星に異星の文明が存在することを示唆

    天文学者、遠い星に異星の文明が存在することを示唆

    © 写真: NASA/JPL-Caltech/T. Pyle
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    米国および欧州の惑星学者らは、はくちょう座の中の星KIC 8462852の説明不能な振る舞いは超高度な文明によってつくられた「ダイソン球」と呼ばれる構造物が存在していることを示唆しているかも知れない、と見ている。Monthly Notices of the Royal Astronomical Societyで論文が発表された。

    非常に発達した文明はダイソン球と呼ばれる特殊な装置を用いて星そのものからエネルギーを直接得ている可能性がある、とはつとに指摘されていたことだ。

    米イェール大のタベタ・ボヤジアン氏率いる研究チームは、2011年にケプラー望遠鏡で発見された、地球から1480光年離れたKIC 8462852に、ダイソン球が存在する形跡を発見した。

    この天体は極めて異常な振る舞いを見せ、定期的に明るさが2割落ちる。つまり、時折何らかの巨大な天体に光が遮られるのだ。

    一番あり得そうなのは、彗星説である。KIC 8462852から1光年以内の距離に小ぶりな恒星があり、それがそう遠くない過去、数十から数百の彗星を、形成中の惑星系から放出した可能性がある。もしこれが事実なら、2017年にもう一度、KIC 8462852の円盤にそって彗星が通過する様が見られるはずだ。

    ボヤジアン氏がアトランティック誌上で述べたところによれば、彗星説は明るさが2割も落ちることの完全な説明にはならない。KIC 8462852の振る舞いは依然として謎である。鍵を握っているのはダイソン球と呼ばれる、恒星を取り巻き、恒星とともに移動する、環状の衛星群の初期形態である可能性もある、と同氏。

    「異星文明説に訴えるのは禁じ手であるが、事象の見かけはまさに地球外文明を思わせる」。ペンシルバニア大のジェイソン・ライト氏はそう語っている。

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