我々は機械の反乱に備えるべきか?

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フェイスブック社のAI(人工知能)主任研究者トム・ミコロフ氏がスプートニクのインタビューで、AIの未来、その長所と脅威について語った。

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同氏によれば、超知性を持つ機械がある日蜂起し、周囲の全てを破壊しだすというシナリオは、信ぴょう性に乏しい。技術進歩は長足の歩みではあるが、AIの完成に向けた歩みはそれほど速くなく、人間知性を機械が凌駕する日は近い将来には訪れない。一つのミスで機械が人間の10倍賢くなるなどという事態はあり得ない。

AIに対する恐怖心は現代文化の産物だ。AIが無慈悲で周囲の全てを破壊するようなものとして描かれた映画は多い。

専門家によれば、潜在的な脅威のひとつは、個人情報の安全をめぐる問題。「賢い」プログラムが個人秘書の役割を果たすようになると、問題も生じ得る。しかし、それも恐らくは次世代の問題である。

AI構築にとっての最大の障害は、知性の本質そのものへの理解である。知性は我々に多くのことを理解させてくれる。知性は長い進化の結果形成されたものであるため、機械の知性について語ることはどうしても出来ないのだ。

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