研究：学校での性教育は現実離れしている

英国の学者チームが研究を行い、学校での性教育はたびたび現実生活から取り残されており、この科目を教える教師は時に控えめすぎると明らかにした。論文は英医師会雑誌グループの科学誌『BMJ Open』に掲載された。

学者らは学校での性教育への生徒の態度に関する55の研究結果を分析した。

結果、大多数の回答者が、教師が教えるような時代遅れで現実から取り残された情報に不満を持っていることが明らかになった。特に生徒に不評なのは、教師が性的関係を「あまりに学術的」に語り、満足感のテーマには触れなかったことだ。さらに回答者は教師の過剰な控えめさと、教師が性的関係を問題として語るようにしか語らなかったことを批判している。研究チームによると、教師のアプローチはあまりに古びたもので、生徒は授業からあまり利益を受けていないという。