12:37 2017年11月23日
東京+ 7°C
モスクワ-2°C
    研究室

    学者、神経細胞復元に成功

    © Fotolia/ Alexander Raths
    テック&サイエンス
    短縮 URL
    0 69290

    米ロチェスター大学医学部の専門家が、体内の神経細胞を復元する薬品を発見した。論文は科学誌『EMBO Molecular Medicine』に掲載された。

    4-アミノピリジンは現在、慢性神経疾患および多発性硬化症の治療の際に使われている。この薬品はまた、急性神経損傷からの復元を促進する性質も持っていると明らかになった。

    4-アミノピリジンによる恒常的な治療は、ニューロンの軸索を囲むミエリン復元を促進するという。神経の外傷性損傷の場合に絶縁体であるミエリンは損傷を受ける可能性があり、その場合神経細胞の機能は乱れる。しかし、4-アミノピリジンは神経細胞を急速に復元する性質を持つ。

    実験では、神経を負傷した後1日で4-アミノピリジンによりマウスが治療された。筋肉の機能は数時間で回復した。

    4-アミノピリジンが人体に同様の効果を発揮するかは今のところ明らかでないので、研究を続ける必要があると指摘されている。

    関連:

    がん治療の難しい理由が見つかる
    脳癌に対する有効な治療法が発見される
    タグ
    科学
    コメント・ガイドディスカッション
    Facebook経由でコメントスプートニク経由でコメント
    • コメント