中国でＨＩＶを抑える薬剤開発に成功

中国の首都・北京にある病院「ユー・アン」の医師らが、ヒト免疫不全ウイルス（HIV）を７日間にわたって抑えることのできる薬を開発した。ポータル「Sina」が伝えた。薬は成功裏に臨床試験に合格したという。

開発者の１人、セ・ドゥン教授は、「これはHIVをこのような継続的な期間抑えることのできる世界初の薬だ」と述べた。

ドゥン教授は、薬を服用している患者の80.4パーセントに、免疫力の向上と、血液中のウイルス濃度の大幅な低下がみられたと指摘した。また教授は、わずか週１回の注射で、患者の肝臓や他の臓器への負担が大幅に軽減されると強調している。

新薬の登録と承認の手続きは７月１８日に国家食品薬品監督管理局によって開始された。

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