15:21 2021年06月23日
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気候変動対策に用いられるジオエンジニアリング(地球工学)テクノロジーにより、地上の望遠鏡が役立たなくなる可能性がある。カリフォルニア大学の物理学者チャーリー・ゼンダー氏が、米地球物理学連合の会議で発表した。ニュースメディア「Gizmodo」が伝えた。

学者らは、気温上昇を止めるためには地球での温室効果ガスの排出量を削減するだけでは不十分だと考えている。そこで太陽光を反射し、大気を冷却する硫酸塩エアロゾルの放出が提案されている。

一方で、グローバルな地球化学的プロセスに影響を与える実験が懸念を呼んでいる。専門家らは特に、人々の生活が季節風の雨に左右されている地球上の複数の場所で、エアロゾルが季節風を抑えてしまう可能性があると指摘している。

また「Gizmodo」によると、星の光も分散してしまうため、硫酸塩エアロゾルが地上の天文台の活動を妨害する可能性があるという。

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