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ファストフード包装紙、半分に発がん性疑惑の物質

© Fotolia / shima-risuファストフード包装紙、半分に発がん性疑惑の物質
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ファストフードで使われる、油をはじく包装紙や容器には、食べ物に染み込むおそれがある化学物質が使われているケースが半数ほど。米国の研究チームが1日、論文を米学術誌『エンバイロメンタル・サイエンス・アンド・テクノロジー・アンド・レター(Environmental Science and Technology Letters)』に発表した。

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この化学物質の人体への影響には触れられていないが、がんや甲状腺疾患の発症との関連性が疑われている。AFP通信が報じた。

論文によると、調査では全米27のファーストフードチェーンから400余りのサンプルが集められ、包装紙のほぼ半分と、ピザなどを入れる紙容器の20%から、フッ素化合物の一種、パーフルオロアルキル化合物(PFAS)が検出された。

論文では、包装紙に含まれるPFASが人体にどのような影響をあたえるのか具体的には言及していないが、過去の研究では一部のPFASが甲状腺疾患やがん、免疫機能や出生率、生殖能力の低下との関連を疑われている。

先に伝えられたところ、抗酸化剤を含有した医薬品やサプリメントを使用する際の主な危険性について中国の研究者らが実験研究結果を発表した。

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