NASA、火星での大気生産プランを提案

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NASAの惑星研究部のジム・グリン部長は、米ワシントンで開催しているカンファレンス「The Planetary Science Vision – 2050」で、火星の周りに特別な電磁盾を作ることで火星上に大気が再生できるようにすることを提案した。

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グリン氏によると、火星の大気90%ほどが太陽の粒子の流れ(太陽風)によって吹き飛ばされた。

グリン氏は火星を、太陽風から守って火星上に大気出現を促す人口の電磁場で包むことを提案した。電磁場は2つの同等の、反対の荷電をしている磁石によって作ることができる。それらの磁石は火星と太陽の間の軌道上に設置が可能だということだ。

グリン氏の計算によると、人口の電磁場を作れば、大気は数年以内に火星に現れる可能性がある。それは火星での初の移住者の生存を簡単にするはずだ。

同プロジェクトの詳細は「Phys.org」が報じている。

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