スマホ利用者になぜ椎間板ヘルニアが多いのか? 科学的根拠が明らかに

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米国の研究でスマートフォンを使用する人は使用しない人に比べて背中の上部、首の痛みを訴えることが多いことがわかった。ロイター通信が「The Spine Journal」誌に掲載の研究結果を引用して報じた。

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整形外科医のトッド・ランマン氏とジェイソン・クエラル氏は若い患者の中に背中に強い痛みを訴えたり、椎間板ヘルニアになる人が増えたことに気づいた。レントゲン写真を分析した結果、ふたりの医師はこれらの患者の首に普通には見られない彎曲があることを発見。これは毎日数時間にわたって不自然な姿勢でスマートフォンを使用することから生じた曲がりだった。

長時間スマホを利用する人は電話を手に持ち、首を傾けて通話することから背骨にかかる圧力を著しく増大させている。人間は直立したときには頭の重さは4.5キロから5.5キロになるが、60度体を曲げると頭がかける背骨への圧力は27キロにも達してしまう。

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