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日本人と北米人の視覚認知は異なる 学者らの実験

© Flickr / Allan Ajifo
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京都大学とミシガン大学、ブリティッシュコロンビア大学の研究者からなる研究チームは、文化の違いによって視覚認知の働きが異なると明らかにした。論文は科学誌『Cognitive Science』に公開された。

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バクテリアが「絵を描く」よう学習に成功。出来上がった「絵」にはマリオも。【写真】
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研究者の上田祥行助教授は、視覚情報処理のみに焦点を当てた簡単な課題を出すことで、基礎的な視覚認知も文化によって影響されると明らかにしたところ、そして、ターゲットと妨害刺激を入れ替えると探索の効率が変化するという、「探索効率性」に着目したところに本研究の特色があるとした。

カナダと米国、日本で行われた実験では長短の線分、円と棒付きの円、垂直線と斜線が用いられ、一貫して、北米では脳の視覚野の中でも比較的低次で扱われる特徴(傾きなど)の探索非対称性が小さく、高次で扱われる特徴(長さや線の組み合わせなど)の探索非対称性は日本のほうが小さかった。

先ほど、変わった社会調査が行われて、その結果、普通の人々は、顔立ちが美しい学者の研究論文に興味を抱いているものの、容姿の悪い学者の方が有能で、頭が良く、成功していると考えていることが分かった。

また、133国2300人の専門家からなる国際医学チームが、世界の死因の約3分の1は心血管系疾患によるものだと計算した。

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