コーヒーでがんや心臓病の死亡リスク減少 米研究チーム

© 写真 : KuniakiIGARASHIコーヒーでがんや心臓病の死亡リスク減少 米研究チーム
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コーヒーは肝臓の機能に好影響を及ぼして免疫機能を高めるほか、がんと心臓病による死亡リスクを下げる。16年間行われた2つの実験がそのような結論を出した。

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科学誌『Annals of Internal Medicine』に掲載された1つ目の実験には5万2100人以上が参加。

明らかになったところ、コーヒーの摂取量が多いほど、がんや脳卒中、心臓病そして血流の問題による死亡リスクが低かった。さらに、コーヒー愛好家にはより健康的な肝臓と強い免疫機能が確認された。

2つ目の実験はハワイ大学と南カリフォルニア大学ケック医学校の研究チームが実施し、21万5000人が参加。結果は1つ目の論文と似たものになった。1日最低1杯のコーヒーを飲む人の死亡リスクは、コーヒーを全く飲まない人より12低く、3杯のコーヒーでは18下がった。

驚くべきことに、カフェインの有無は重要ではない。大事なのは、コーヒーが多くの抗酸化物質とフェノール性化合物を多く含んでいること。それががん予防などに重要な役割を果たすのだ。当然、合成でない天然のコーヒーで、高品質の種である必要がある。しかしコーヒーそれ自体が寿命を延ばすということではないとチームは強調する。しかし、コーヒーは早期の死の原因となる多くの疾病の進行から身体を守る。

この前、コーヒーが効く3つの病気がハーバード大学の学者が語った。

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