地球の半分では未だインターネットが不通=国連報告

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先進国と発展途上国の間におけるIT分野のデジタル情報格差は、近い将来、果てしなく深い溝となる可能性があると国際連合は警告する。国連報告書「グローバル・ブロードバンド・プログレス」に引用された資料がこの状況を示している。

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統計資料によると、地球人口の52%は未だにインターネットを利用できる環境になく、国民の生活水準や将来的な社会発展に著しい影響を及ぼしている。

欧州では76%の住民がインターネットを利用できるが、アフリカでの利用率は僅か21。8%となっている。なお独立国家共同体(CIS)は67.7%、北南米では65.9%。

国連の専門家は、地球上の地域間におけるデジタル情報格差は年々広がるばかりだと指摘する。その背景は、先進国での通信接続速度がますます向上する一方、発展途上国の速度は改善が見られないことにある。

新技術分野の発展したインフラを享受できる国と、同分野で最初の一歩を踏み出したばかりの国の間に見られる格差は、農業成長率や保険水準など国家の発展ぶりを示す各指標にも影響を与えている。

これより前、スペースXは、高速インターネットを提供する衛星の打ち上げに関する大規模なプロジェクトを計画していると伝えられた。

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