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    パリ協定の失敗はサンゴ礁に死刑を宣告=環境保護団体

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    気候変動対策の国際的枠み「パリ協定」から米国や他国が脱退すると、今世紀の終わりにはサンゴ礁が実質的に完全に消滅することが保証される。国際自然保護連合(ICUN)が発表した。

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    サンゴのコロニーは、海洋で一番気候変動に敏感な検出器で、平均水温や潮流の動き、酸性度のわずかな変化が、石灰質の殻を作るサンゴの能力に影響する。特に、水温や酸性度の上昇によりカルシウムや二酸化炭素イオンの取り込みが妨げられ、サンゴ礁の健康に悪影響を及ぼす。

    このため、地球温暖化と大気中や海中での二酸化炭素濃度の上昇の最初の犠牲者の1つになるのは、周囲に地球で最も美しく重要な多様な生物の集まる場所をしばしば形成するサンゴになる可能性があるのだ。

    悪影響は特に、この3年間で顕著だ。IUCNに所属する主任海洋研究者の1人デビッド・オーブール氏の予測によると、米国や他国がパリ協定から脱退し、海中の二酸化炭素濃度がさらに高まると、サンゴ礁は文字通り酸性度の高い海に「溶け込ん」で完全に消え去るか、その面積を激減させる、という事態を導くことが、実質的に保証されたものになる。サンゴ消滅の結果、太平洋やインド洋沖のサンゴ礁に生息する多くの生物が危機にさらされる。

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