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    聖人アッシジのフランチェスコ

    カトリック教会の聖人アッシジのフランチェスコの袋を研究した学者たちが知ったこととは?【写真】

    CC BY 2.0 / Randy OHC / St. Francis of Assisi
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    デンマークとイタリアの物理学者たちが、伝説によると当時フランスにいたアッシジの聖フランチェスコがフランスからイタリアの修道院へ届けるよう天使に頼んだとされるパンの入った袋の年代を測定した。ラジオカーボン誌に調査結果が掲載された。

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    伝説によると、1224年の冬、イタリア南部のフォッローニ修道院に聖フランチェスコの希望でフランスからのパンの贈り物が入った袋が天使によって届けられた。

    袋は聖物とされ、修道士たちはこの袋をとても大切に保管していたが、オーデンセにある南デンマーク大学のコーア・ラスムッセン氏が修道士を説得し、袋の研究に成功した。

    聖人アッシジのフランチェスコの袋
    © 写真: Rasmussen et al./Radiocarbon 2017
    聖人アッシジのフランチェスコの袋

    分析の結果、袋は約740年前のものであることがわかった。

    これは聖物が偽物ではなく、実際にアッシジのフランチェスコが生きていた時代のものであることを意味している。

    一方、学者たちは、これは袋がフランチェスコの希望で修道院に届けられたことを証明しているわけではないが、同伝説がフランチェスコの死後に語られるようになった可能性を排除していると強調している。

    先の報道によると、カトリックの保守派神学者や聖職者が、「異端的な考え」を広めているとしてローマ法王を非難し、異端を「是正」する公式書簡を送った。

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