06:57 2020年07月14日
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2017年ノーベル物理学賞の受賞者の1人、カリフォルニア工科大学のキップ・ソーン名誉教授が、通信社スプートニクに、受賞理由となった革命的発見に役立ったもの、またそれが科学にとってどのような価値を持つかについて語った。

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ソーン氏によると、発見の助けとなったのはLIGO(ライゴ)プロジェクトの実現だった。これが「重力波天文学」と呼ばれる新分野の道を開いたという。まさに同分野における研究に対してノーベル賞の授与が決まった。

ソーン氏によると、天文台「LIGO」の活動の貢献は、木星の衛星を発見したガリレオ・ガリレイの天文学誕生への貢献に匹敵する。

「天文台『LIGO』とセンター『Virgo』が共同で行ったことは、重力波の観測に基づく天文学の発明と同等である」

ソーン氏によると、アインシュタインによって定められた宇宙を理解するための原則では、2種類の波が存在すると考えられている。

「電磁波は2種類のうちの1つで、そこにはX線、光波、電波、およびガンマ線が含まれる。2種類目の波は、重力波だ」

ソーン氏は、まさに重力波が宇宙の起源、その存在の初期段階での急激な拡大、地球磁場の誕生等々その他の研究をするための手段になると予想している。

2017年のノーベル物理学賞は、LIGOプロジェクト、ならびに重力波検出への「決定的な貢献」に対し、キップ・ソーン氏、レイナー・ワイス氏、バリー・バリッシュ氏の3氏に授与されることが決まった。

 

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