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    NASA 月の水資源の起源解明

    Roscosmos/Oleg Artemiev
    テック&サイエンス
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    近年、月で発見された大量の水資源は、月が誕生した直後、月がまだ自らの大気を持っていた時代にその表面で蓄積された可能性があると、雑誌「EPS Letters」に掲載された論文で米航空宇宙局(NASA)の地質学者らが発表した。

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    論文を執筆したマーシャル宇宙飛行センターのデブラ・ニーダム氏は、「月の玄武岩が形成され始めた時代に、月の大気中に大量の水が放出された。その量は、現在地球上に存在する大きな湖一つ分にほぼ匹敵する。この水の大部分は宇宙空間に蒸発したが、仮にその0.1%しか月の土壌に残らなかったとしても、現在月の極地に残る水資源すべての量を説明するには十分だ」と述べている。

    仮説上の原始惑星「テイア」が原始地球に衝突した結果、月が形成されたという「ジャイアント・インパクト説」が過去30年にわたって定説となってきた。この衝突によりテイアと原始地球を形づくっていた物質が宇宙空間に飛び散り、この物質から月が形成されたとされている。

    この大変動が原因で、月の内部と表面から事実上水が失われたと考えられてきた。だが2012年2月に突然、過去にマグマが冷えて固まった月の岩石中に高い割合で水が含まれることが発見され、この仮説に疑問が持たれるようになっていた。

    一方ロシアの研究者らは、火星に送る着陸プラットフォームに惑星表面の音を録音するためのマイクを載せる計画があることを明らかにした。

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