200万人超の名前が探査機とともに火星へ

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2018年に打ち上げる探査機とともに一般の人の名前を火星に送るプロジェクトに世界で200万人を超える人が応募し、そのうちロシアからの応募は6万人を超えたと米航空宇宙局(NASA)が1日発表した。

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10月初め、NASAは火星探査機「インサイト」とともに一般の人の名前を載せた特別なチップを火星に送るプロジェクトの2回目の募集を行うことを発表した。今回の募集は米東部時間11月1日まで受け付けられた。

募集に応じた人はおよそ240万人。そのうち65万3千人は米国在住、26万人は中国に住んでいる。ロシアからは6万3500人分の応募があり、これは国別で6番目の数だ。

プロジェクト参加者の名前は、インサイトに搭載されるシリコン製のマイクロチップに載せられる。インサイトの打ち上げは2018年5月に予定されており、火星に到着するのは同年11月となる。

「インサイト」は火星内部を探査する初めてのミッション。火星内部の岩石層の動きと隕石の衝突を調べる地震計を設置し、火星の構造をより解明できることが期待されている。また火星表面でのボーリング調査などの実験も行い、火星の形成とその後の歴史をさらに明らかにする予定だ。

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