心臓の老化予防に効果大のエクササイズ 適度な負荷で機能回復

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米国ダラスのテキサス大学サウスウェスタン医学センターは、数十年間、座り姿勢の生活を続けてきた人でも、適切な運動をすることで心臓の老化を止めるだけでなく、その働きの活性化が可能になると発表した。学説では、人間の心臓は65歳までは弾力性と回復能力を失うことはない。

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センターではベンジャミン・レビン教授が考案したトレーニングシステムに従い、患者たちに週に最低4~5回、ウォーミングアップとリラックスタイムの後、30分程の有酸素運動を行わせた。

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このトレーニングメニューは、まず心臓に高い負荷をかけた激しい運動を4分間行い、続いて3分間、平常な心拍数にもどす運動を続けるというもの。患者はこの7分間のワンセットを4回取り組んだ後、30分、軽い負荷をかけた運動に切り替える。トレーニングは患者の心臓の動きの特徴を考慮し、その人に合わせて調整されている。また、サイクリングやダンス、テニス、近所の散歩を週一回行うだけでも絶大な効果がある。

このトレーニングシステムは、2年間試験的に行われた。その結果、被験者の18%で身体に負荷がかかった時の最大酸素摂取量が向上し、25%の心筋の伸縮性が増した。

研究成果は、AHA(アメリカ心臓協会)が発行する学会誌「Circulation」誌に掲載された

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