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操作可能な「ロボ皮膜」であらゆるモノがロボットに【動画】

© © Screenshot: YaleCampus/YouTubeПрезентация управляемой робокожи, изобретенной учеными Йельского университета
Презентация управляемой робокожи, изобретенной учеными Йельского университета - Sputnik 日本
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米イェール大学の研究チームが、着脱式の「ロボ皮膜」作成技術を開発した。ロボ皮膜により、あらゆるモノを操作可能な機械に変え、外部からの命令で動かせるようになる。

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「OmniSkins」と名付けられたロボ皮膜の各要素は、独立した可動式のフレキシブルポリマー製モジュール。内部には、命令された動きを調整するアクチュエータとセンサーを搭載している。アクチュエータは加熱すると形状を変える螺旋構造もしくは、命令に応じて空気で満たされるエアポケットに基いて作動する。

ロボ皮膜の要素は万能。あらゆるモノを「骨格」として用い、表面に貼り付けられる。命令を受けたモノは個々の状況に応じて指示を遂行するだけでなく、予期せぬ行動や状況に容易に順応する。OmniSkinsの開発にはNASAからの研究者も参加。ロボ皮膜が月や火星における予想外の任務遂行のための万能ロボットとして機能できると見込んでいる。

OmniSkinsの技術的説明は学術誌『Science Robotics』に掲載された。ロボ皮膜の可能性は、イェール大学サイトで公開されている。

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