22:29 2018年10月16日
ティム・バーナーズ=リー氏

「ウェブの父」、データ管理をユーザーに取り戻す革命的計画を提言

© AFP 2018 / Philippe Desmazes
テック&サイエンス
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ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)、URL、HTTP、HTMLを考案したティム・バーナーズ=リー氏が、新プロジェクト「Solid」を打ち出した。プラットフォーム「Solid」はインターネットの非中央集権化、個人情報の保護と自身の手によるデータ管理能力の奪還を主要な目標にする。氏は「Solid」開発のため「Inrupt」(インラプト)社を立ち上げた。

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バーナーズ・リー氏によると、このプラットフォームではデータの保管場所として「Solid POD」が用いられる。これはユーザーの好みに応じて、オンラインもしくは自前のサーバーに作ることができる。つまり、ユーザーは連絡先や写真、その他ファイルといった個人情報の保管場所を自身で選択可能。これにより、ユーザーは第三者が提供する保管場所(DropboxやGoogle、Appleが提供するクラウドなど)を使わず、完全に自らのデータを管理し、データへのアクセスを許可する相手を自ら決められる。

「Solidは、知覚価値と引き換えにユーザーがデジタルの巨人たちに個人情報を引き渡す必要がある現行モデルを変える。私たち誰もが理解したように、これは私たちにとって一番の得策ではない。Solidは、バランスを回復するために、個人情報か否かに関わらず、完全なデータ管理を革命的な手段で私たち全てに与えることで、ウェブを進化させる手段だ」とバーナーズ・リー氏は説明する。

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