17:47 2019年05月27日
ボイジャー2号(アーカイブ写真)

NASAボイジャー2号 打ち上げから41年目 太陽圏離れ星間空間へ

© 写真: NASA/JPL-Caltech
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1977年にNASAが打ち上げた探査機ボイジャー2号が11月5日、太陽圏を離れ、星間空間に到達した。すでに太陽風が届かなくなっているという。

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太陽圏は、太陽から噴き出した粒子(太陽風)に覆われた空間で、惑星や小惑星などを包む。11月5日、検出器で捉えていた太陽風の粒子速度が急激に低下し、その後、まったく観測できなくなったことから。太陽圏を脱したと結論付けられた。

ボイジャー2号は、当初は5年の予定で木星と土星の調査を最大の任務としていた。また、同機は、未知の知的生命との遭遇に備え、世界各地の挨拶や動物の鳴き声、音楽などを記録したレコードなどを積んでいる。

ボイジャー2号のミッションは、太陽から始まり、太陽風が届く範囲の外へと広がった。その際、同機から送り届けられた太陽圏の縁に関する情報は、人類に未知の領域を垣間見せた。

ボイジャー2号は現在、地球から110億マイル(177億キロ)の位置を飛行している。今後は、無数の小さな天体が集まる「オールトの雲」をめざすが、その内縁に到達するのに約300年、外縁には約3万年かかると推測される。オールトの雲は、太陽系の最も外縁部に太陽の重力に影響を受けて漂う天体からなる。

地球にデータを送信している原子力電池は2015年から30年には尽きると予想されている。

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