日米共同チーム、がん治療に活路 「キラーT細胞」を再活性化

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吉村昭彦・慶応大教授(免疫学)ら日米共同チームが、がん細胞を攻撃する免疫細胞「キラーT細胞」の働きが悪くなる仕組みを解明した。毎日新聞が報じた。

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毎日新聞によると、日米共同チームは、がんを攻撃して働きが落ちたキラーT細胞の核内に生成されるたんぱく質「Nr4a」に注目した。

キラーT細胞の核内に生成されるNr4aの数が増加すると、同細胞の攻撃力を低下させる分子が細胞表面に付着しやすくなり、がんを攻撃するためのたんぱく質の放出量が少なくなるとされる。

研究チームは、働きの落ちたキラーT細胞を薬剤などで活性化することで、がん治療に活路を見出そうとしている。

なお、研究結果は28日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表される。

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