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大型ハドロン衝突型加速器で新たな素粒子が見つかる

© 写真 : Image Editor/CERN大型ハドロン
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欧州原子核研究機構 (CERN) の大型ハドロン衝突型加速器を使った実験で、ロシア含む国際研究チームが、新たな素粒子を発見した。ロシア科学アカデミーシベリア支部核物理学研究所が発表した。

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発見された素粒子は「ψ3(1D)」。初めて実験でその存在が確認された。

この発見により、物質構造の性質を記述するための基礎となる物理学の理論、標準模型における空白部分がひとつ埋まった。この理論に従えば、未知の粒子が存在することが予測されていた。

欧州原子核研究機構 (CERN) は核実験を行うための世界最大の物理学実験場。大型ハドロン衝突型加速器は荷電粒子の加速器。加速器によって現代物理学における重要な発見の1つである、ヒッグス粒子の存在の証明が成し遂げられた。

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