19:22 2019年05月25日
十字軍のDNAを解析 英研究機関

十字軍のDNAを解析 英研究機関

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英ヒンクストンにある遺伝子研究機関ウェルカム・サンガー研究所は中世十字軍のデオキシリボ核酸(DNA)を初めて解析した。研究結果は科学誌「American Journal of Human Genetics」に掲載された。

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レバノンにある中世都市シドンの壁から20人の男性の遺体が発見されたことで、研究が可能になった。

研究チームは、発見されたのは13世紀初頭に町が包囲されたときに死亡した十字軍に従事していた人物の骨だとの結論に至った。イタリアの硬貨と複数の金属製のバックルが近くで発見されたことも結論を補強した。

十字軍には欧州出身者だけでなく、交婚から生まれた子どもや現地住民も従事していたと判明した。

現代のレバノン人のDNAに十字軍の痕跡は一切見つからない。研究チームによると、十字軍の最後の子孫は所属していた王国の崩壊後、世界中に散らばった。チームはその結果、他のグループのなかに痕跡を残さずにDNAが「溶け去った」と見ている。

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