身近な食品がインフルエンザをよりかかりやすくする 

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身近な食品がインフルエンザをよりかかりやすくする  - Sputnik 日本
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ミシガン大学の研究チームによって、身近な食品に含まれる添加物のE319が免疫防御を抑制していることが分かった。

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E319は抗酸化物質。ターシャリー・ブチルヒドロキノンで、ポテトチップスやクラッカーを含むあらゆる食品に存在する。この研究では、E319を摂取した状態でインフルエンザにかかると症状がこじれる危険性がある他、添加物が免疫のT細胞に悪影響を及ぼすために、ワクチン接種の効果を下げることが示された。

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キラーT細胞とヘルパーT細胞は両方とも免疫を司るが、働きは異なる。ヘルパーT細胞は免疫系の働きを整え、体内への病原体の侵入に反応して免疫反応の調整を助けるのに対し、キラーT細胞はウイルス感染細胞を突き止めて破壊する。

マウスの体内にE319を注入した実験では、キラーT細胞もヘルパーT細胞も通常よりゆっくり活性化した。その結果、T細胞は感染との戦いにより長い時間を要した。

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