08:17 2019年12月12日
9千万人が死亡 研究者らがロシアとNATO間の核紛争のエスカレーションをモデル化【動画】

9千万人が死亡 研究者らがロシアとNATO間の核紛争のエスカレーションをモデル化【動画】

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核兵器の「ローカル」な使用でさえ最初の段階で約9千万人が死亡する。こうした結論が、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の間での核兵器使用による武装紛争のシュミレーションを行った米国プリンストン大学の研究者らによって発表された。動画はユーチューブで視聴が可能。

シュミレーションのシナリオでは、 紛争は通常兵器の使用で始まるが、その後、欧州のNATOと米国 の軍隊を阻止するためドイツとポーランドの国境付近でロシアは警告的な核攻撃を行う。

その後、NATOは報復的な核攻撃をカリーニングラード州で実行。研究者らの試算では、すでにこの時点で260万人を下らない犠牲者が出る。

さらにシナリオによれば、紛争は欧州の領土内で戦術的核戦争に進展し、ロシアと米国の領土に拡大される。この段階で死者の数は3410万人に達し、さらに5740万人が深刻な疾患やケガよって死亡する。

シナリオを作成した研究者らは、「限定的な」核戦争などはなく、そのためもっとも厳密な管理下で核兵器を維持することが不可欠であり、核兵器の完全な廃棄を目指す必要があると強調する。

核紛争の危険性についてはロシアでは警告がされている。ロシア連邦外務省のセルゲイ・リャブコフ次官は、核兵器のローカル紛争の可能性に関する米国官僚の無責任な声明は、今日、威嚇的な性格をもつと指摘した。

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研究, 米国, ロシア, 核兵器
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