01:20 2019年12月13日
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シェールオイル生産技術はどこが環境に悪いのか ロシア人科学者

© CC BY-SA 4.0 / Shhewitt / Hebron Oil Platform, Newfoundland
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世界自然保護基金(WWF)で事業体の環境保護責任プログラムを率いるアレクセイ・クニジニコフ氏はシェールオイルの生産技術について、スプートニクからの取材に対し、随伴石油ガスの燃焼量が増え、地下水汚染を助長していると懸念を表した。

クニジニコフ氏は、シェールオイルの生産技術が環境に最も悪影響を及ぼす2点を挙げている。

まず1つ目は、オイル層の岩石を高圧で破壊する際に用いられる水。これには有害な化学物質が多く含まれており、それが土壌中に放出され、地下水を汚染する。

2つ目は、シェールオイルの生産にはおびただしいの数の油田を掘削せねばならない点。この際に、どうしても随伴石油ガスの処理問題が増大してしまう。

クニジニコフ氏は、シェールオイルの生産量が増加している米国は、世界最大の随伴石油ガスの排出国と指摘している。「過去1年間で米国での随伴石油ガスの燃焼量は45億立方メートル分増加した。これほどまでに燃焼量を増やして、温室効果ガスや汚染物質の排出など環境に悪影響を与えた国はかつてなかった」と述べた。

これよりも前に、ロシアのプーチン大統領はフォーラム「ロシアは呼んでいる!」で演説したなかで、今日のシェールオイル・ガスの掘削技術は環境の観点からみて野蛮であり、あらゆる経済的メリットがあるものの、ロシアには必要ないと発言している。

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環境, 石油, 経済
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