11:55 2020年04月01日
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9世紀、スカンディナヴィア半島を本拠地に欧州沿岸部を荒らしまわったヴァイキングは、戦闘中に幻覚作用のある植物をお茶にして飲んでいた。ヴァイキングが利用していたのは幻覚キノコと今まで考えられていたが、キノコではなくお茶との説が今回発表された。

この説を発表したリュブリャナ大学(スロベニア)の民族植物学者、カーステン・ファトゥール氏は、ヴァイキングの中でも非常に凶暴な戦士で知られていたバーサーカー(狂戦士)は、強力な幻覚作用を持つ植物のお茶を飲むと、痛みが感じなくなり、我を失い、トランス状態で戦っていたと考えている。

ファトゥール氏によると、バーサーカーは幻覚を引き起こす植物、ヒヨスをアルコール、お茶、軟膏に混ぜていた。

ヒヨスは痛みの感覚を和らげ、バーサーカーを非常に野性的で、攻撃的にさせたと推測されている。またファトゥール氏は、幻覚状態に陥ることで、不安を抱かずに無差別に敵を殺すことができたのかもしれないと説明している。

従来の説ではヴァイキングたちはベニテングタケを使用していたと考えられていたが、ファトゥール氏は、キノコによる幻覚効果は穏やかすぎるとして、これを支持していない。

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歴史, 考古学, 文化
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