18:56 2020年08月06日
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不眠は深刻な病気の原因であるが、睡眠薬などに頼らなくても不眠は解消することができる。睡眠学者でロシア科学アカデミー高次神経活動研究所睡眠神経生物学研究室のアレクサンドラ・プチコワ上級研究員がラジオスプートニクのインタビューに応じた。


頭が枕に触れたとたん、睡魔が逃げる?

コーヒーを飲みすぎた、連続ドラマに見入ってしまった、夕食を食べ過ぎた、職場あるいは私生活でストレスを感じた…このような状態は「ようこそ不眠」なのだとプチコワ上級研究員は語る。これは朝の不調につながるだけではない。不眠は心臓疾患、免疫の問題、体重増加と密接に関係している。


「睡眠不足は埋め合わせがきかない」

プチコワ氏は「体内には満腹ホルモンと空腹ホルモンがあり、睡眠が不足しているとこれらホルモンのバランスは崩れる。空腹ホルモンが過剰になると、人は無意識に食べ過ぎてしまい、体内では意思に反して空腹信号が出てしまう。そうすると無意識にカロリーの高いものや甘いもの、脂肪があるものに手が伸びてしまう」と語る。


どうすればいい?

プチコワ氏によると、不眠が慢性になっていなければ問題の解決はそれほど難しくないという。そのために睡眠薬を飲む必要はなく、ベッドは睡眠のためだけにあるということを体に覚え込ませるのがポイントだ。

「多くの問題は習慣を変えること、一定のリズムを守ることで解決される。そのような場合、ベッドは睡眠のためだけにあると自分の体に覚え込ませるように、というアドバイスしている。ベッドに横になり、眠気が消えてしまったと感じたら、起き上がって何か静かな、退屈なことをやるように。ただし横になったままゴロゴロしたり、ベッドで本を読んだりパソコン作業をしないように。そしてウトウトし始めたらまた横になるように。また目が覚めたらやはり起き上がる。このようなやり方はパブロフの犬のように、ベッドは睡眠するためにあると体に覚え込ませることができる」とプチコワ氏は勧めている。

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研究, 健康, 医学
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