02:20 2020年08月14日
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ローマ教皇庁(バチカン)は、人工知能(AI)、とりわけ顔認識システムの活用に関する倫理規定の研究でマクロソフト社とIBMと協力することとなった。2月28日に書類が提示された。ロイター通信が報じた。

ローマのカトリック教会の歴史上はじめて、「AIの利用に対する倫理的アプローチ支援」のため、AI利用に関する使用細則が定められた。細則の作成者によれば、書類は最新技術の利用に対する責任ある見解の発展を促進するものとなっている。

報道によると、書類には以下のような原則が含まれる。

  • すべてのAIシステムは理解が得られるものでなければならない。
  • 各人がAIによる利益を享受できるため、すべての人々の要望を考慮する必要がある。
  • AIを開発し、導入するすべての人々は、責任と公正ある行動を行なう必要がある。
  • AIシステムは、確実で安全に機能し、ユーザーの個人情報の保護を遵守しなければならない。

これらの原則は、一連の倫理基準の公式化という初の試みであるだけでなく、一般的モラルの指標と道徳的価値観にもとづくものになると指摘がされる。

ローマ教皇フランシスコは技術革新の支持者であるが、テクノロジーには倫理的で現実的モラルの原則が求められ、そのためにAIが「新たな蛮行の原因とならない」よう強調した。

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ローマ法王, 人工知能
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