15:16 2020年07月04日
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世界保健機構(WHO)の専門家は例年の報告で、音楽や他の騒音といった日常的な大音量が毎日少しづつ現代の若者の聴力を奪っていると提起した。難聴の脅威に直面していることを、最大10億人の若者が自覚していないおそれがある。

毎年3月3日はWHO提唱による「耳と聴覚のための国際デー」とされる。この日は、世界中で聴力の保護と難聴への警告を訴え、社会の意識を高めることを目的とする。

WHOの報告は、「大音量の影響のレベルの増大が医師たちにいっそうの懸念を呼びおこしている。こうした大音量は、クラブやディスコ、パブ、バー、映画館、コンサートホール、スタジアム、さらにはフィットネスセンターといった文化・娯楽、スポーツ施設で流されている。定期的な大音量の影響は難聴の増大という深刻な脅威を生み出す」と指摘する。

WHOが発表したデータによれば、状況は想定される以上に深刻であると説明する。専門家らは、世界では危険なリスリングによる難聴のリスクに11億の若者が晒されていると推定している。

現在、WHOの情報によれば、約4億6600万人が難聴や聴覚障害を患っており、そのうち約4千万人が児童だという。専門家らは、2050年までに聴覚障害の人数は9億人にまで達すると予想している。

感染や発病を除く後天性難聴のその主な原因に関して、WHOの専門家らは、有害な要因として周辺環境を指摘し、その最大のものが大音量だと強調する。

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