00:31 2020年05月26日
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現代ロシアの時代になって退役したソ連の705型潜水艦「リーラ」と705K型潜水艦は「奇跡の潜水艦」だ。乗り物や軍事情報専門サイト「ザ・ドライブ」が米シンクタンク「グローバルセキュリティ」を引用して伝えている。これらの潜水艦の特徴は、驚くほどの機動性を可能にさせた強力な「エンジン」だ。

同サイトは、これらの705型と705K型原子力潜水艦の水中速力は記録的な40ノット(時速74キロ)で、機動性に優れていたと指摘している。

特に705型と705K型潜水艦は、1分足らずで最大速度まで加速し、180度の旋回にかかる時間はわずか42秒。

© 写真 : Public domain
705型潜水艦「リーラ」

「ザ・ドライブ」は、これらの潜水艦は、排水量の少ない潜水艦にコンパクトな原子炉の設置を実現させたことで「時代をはるかに先取りした」と述べている。一方で欠点は、最高速度での騒音が大きいこととされていた。

同サイトが特に注目している点は、705型と705K型潜水艦では液体金属冷却炉(原子炉)が使用されていたことだ。小型ではあるものの、このような原子炉を潜水艦で運転するのは「問題がある」という。要約すると、「ザ・ドライブ」はソ連の705型と705K型潜水艦を「水中のMiG-25戦闘機」と評している。

705型「リーラ」と705K型潜水艦(NATOコードネームではアルファ型潜水艦)は、船体がチタン製のソ連の小型高速潜水艦シリーズで、速度と機動性の面で他に並ぶものはなく、敵の潜水艦を破壊する目的で設計された。

また、705型と705K型潜水艦は、液体金属冷却炉を搭載した世界で唯一の量産型原子力潜水艦だった。1970年から1980年にかけて同型艦は7隻製造され、うち6隻は現代ロシアの時代に入ってから退役した。

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