23:43 2020年05月25日
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南極半島北端から東に位置するシーモア島で、古生物研究チームが4000年以上前のものと思われるカエルの腰骨と頭蓋骨の一部を発見した。これは南極に両生類が現在の姿で生息していたことを証明する初のケースとなった。研究結果は「Scientific Reports」に掲載されている。

これより前、研究者らによって南極に2億年前に生息していた巨大な両生類の痕跡が発見されていた。ただしその化石は、古生物学者が「Calyptocephalellidae」属のカエルと見なす最近発見された骨の形とは完全に異なっていた。この両生類は現在でもチリのアンデス山脈など、湿度の高い熱帯地方で見ることができる。今回の新発見はまた、4000年前の南極が地球の熱帯地域にあったことも裏付けた。

一体いつ、南極の熱帯雨林が氷の世界になったのだろう?研究者らは、南極の凍結は約3400年前、オーストラリアと南米から離れた際に起こったと推測している。それまで南極、オーストラリア、南米、アフリカ、マダガスカル、ヒンドゥスターン、ニュージーランドは「ゴンドワナ大陸」として一つの超大陸を形成していた。研究チームの一人、スウェーデン自然歴史博物館古生物学者のトーマス・モア氏によると、今回発見されたカエルの化石は、氷河が始まるまで南極の気候は、爬虫類や両生類などの変温動物(冷血動物)の生息に適していたことを証明するという。

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