00:24 2020年05月26日
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通常の塩をヨウ素化塩に変えることで、多くの致命的な心血管疾患の発症を抑えられるという。国際研究チームの研究調査によりそのことが分かった。「MedicalXpress」が伝えている。

研究チームは、ヨウ素化塩は心筋に有益なカリウムを含み、動脈圧を下げると指摘した。そのほか、ナトリウムが豊富な通常の塩をやめれば、塩分摂取は大幅に少なくなり、心臓への負担は少なくなるという。

以前、米ボストンのベス・イスラエル・ディーコネス・メディカルセンター所属の医学研究者らがナトリウム摂取量を減らすと高血圧に効果があることを証明した。スペインの循環器専門医であるパブロ・カネパ氏も、高血圧症の場合の一般塩の有害性を指摘していた。

今回、研究チームは、ナトリウム摂取量がWHO(世界保健機関)基準の2倍を超える中国における、心血管疾患数を分析した。

その結果、カリウム濃縮塩を使用することで、毎年46万件の死を防ぐことができることが分かった。そのうち脳卒中20万8千件、他の心臓疾患17万5千件が含まれている。

また通常塩をヨウ素化塩に変えることで、慢性腎疾患の患者数を大幅に減らすことができるという。

しかしカリウムの過剰摂取も同じく危険である。研究チームは、体内のカリウム量を注意深く監視し、腎臓疾患の素因がある患者の検査を定期的に行う必要があると強調している。

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