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チリのアタカマ砂漠にあるヨーロッパ南天天文台(ESO)の超巨大望遠鏡(VLT、Very Large Telescope)がぎょしゃ座のAB星の周囲で渦巻く構造をとらえた。この渦巻は、新たな惑星が出現する瞬間をとらえた世界初の映像の可能性がある。ESOの広報部が発表した。
ぎょしゃ座のAB星は地球から520光年離れている。新しい惑星はガスを「蹴り散らし」ながら、周囲に湖上に浮かぶボートのような痕跡を描くことから、ガスと塵から出来た渦巻構造は「生まれたての惑星が存在するシグナル」とされる。こうした惑星は中心となる星の周りを回転し、渦巻の円盤の形を描く。
現在、ESOはVLTよりさらに大型で最新鋭の欧州超大型望遠鏡(European Extremely Large Telescope)を建造中。これが完成すればさらに詳しい映像が得られる。
VLT によって鉄の雨が降る様子や、海王星の超鮮明な画像、地球の近くを飛行するバイナリ小惑星の撮影に成功し、地球から最も離れた場所にある酸素の痕跡がわかり、「神の顔」と呼ばれる銀河(NGC 1316)の新たな鮮明画像がとらえられた。
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