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京都大学とハワイ大学の研究者らは、さまざまな自然現象を原因とする空中の強力な波動が大気と調和し、共鳴を引き起こす可能性があることを明らかにした。その結果、地球の大気全体が、まるで鐘の中の音波のように振動することになる。
この研究結果が『Journal of Atmospheric Sciences』誌で発表された。
研究データは長年に渡る地球の大気圧の調査にもとづきまとめられている。
研究者らは、1979年から観測をはじめたデータをふくめ、さまざまな振動数の大気の波動を調査した。彼らは、波動が特定の高さと速度の大気に沿って移動した場合、大気と調和し、共鳴を引き起こす可能性があることを発見した。研究者らによれば、このことから大気が鐘のように「響く」という現象が発生するという。
この研究結果は、天気予報と気候モデルでこうした振動を考慮することを可能にする。
大気波とは、研究者が気候モデルや天気予報で考慮を行う現象のことを言う。
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