00:29 2020年08月14日
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ウズベキスタンの生態学者らは、アラル海の干上がり縮小に伴う壊滅的な影響を克服するプロジェクトの一環として、アラル海の120万ヘクタールの元湖底に植林を行った。15日、ウズベキスタン・イノベーション・対外貿易省が発表した。

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Публикация от Nastya Shastya (@slovooxota)

同省は「現時点において同プロジェクトの枠内で1000億スム(約1000万ドル)が拠出されており、2010年から2020年の秋冬期間の植林面積だけでも120万ヘクタールに達している」と発表した。

欧州連合(EU)、ノルウェー、フィンランドがすでに資金を拠出しているほか、日本、韓国、スイスの各政府とも資金拠出について協議が行われているという。

アラル海は1960年代初期まで世界で4番目に大きな湖だったが、1960年代に綿花や水稲の灌漑事業でアラル海に注ぐ2つの河川の進路が変更され、水量が減り縮小し始めた。過去10年間で湖面は3分の1になり、水位は約30メートル低下した。干上がった底は砂漠化してアラルクム砂漠となった。その有害な砂は地球のすべての大陸で発見されている。炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウムは空気によって運ばれ、自然の植物や農作物の成長を止めたり、スピードを遅らせたりしている。2001年には水位の低下により、アラル海にあるヴォズロジデニヤ島が本土と地続きになった。ヴォズロジデニヤ島では1992年までソ連軍の生化学研究所が稼働しており、炭疽菌、野兎病、ブルセラ症、ペスト、腸チフス、天然痘、ボツリヌス毒素の原因となる細菌を使用した兵器の動物実験が行われていた。ヴォズロジデニヤ島の土壌に埋もれた致命的な微生物が生き残っており、感染したげっ歯類が別の地域でそれらを広める可能性があるという懸念がある。

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