23:19 2020年08月13日
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金星ではじめて数十の活火山が発見された。この発見は今後の惑星のミッションを助け、なぜ地球には生命が誕生し、金星では生まれなかったのかという我々の理解を深める力になる可能性がある。研究成果は科学誌『ネイチャー ジオサイエンス』で発表された。

チューリッヒのスイス連邦工科大学の研究者、アンア・ギュリヘル氏と同僚らは、金星の火山物の形成過程をモデル化した。研究者らは、2014年に終了した欧州宇宙機関の金星探査機ビーナス・エクスプレスの作業データを活用した。その後、研究者らは、1990年代はじめに米航空宇宙局(NASA)の金星探査機マゼランが撮影した赤外線写真を調べ、彼らのモデルがこれらの画像と合致するかどうかを確認した。

マゼランの画像を注視する中で、研究者らは少なくとも37の火山で活性化の兆候があることを確認した。

研究者の1人で米国メリーランド大学のローラン・モンテシー教授は、「私たちは、はじめて金星の表面の具体的な構造を明らかにし、それらが古代の物ではなく、今も非常に活性な火山であることを立証した。それらの一部は現在休止状態にあるが、しかし『死火山』ではない可能性がある。このことは、金星の地下は地質学的な視点から言えば、今でも非常に活性化していることを示している」とコメントした。

金星は地球とほとんど同じような条件で形成されたが、しかし、外見と構造の上からは金星は地球とは大きく異なっている。現在、金星には水分は実質的にはなく、表面の濃密な大気は二酸化炭素と硫酸、摂氏462度に達する高温からなっている。また、ほとんど平坦な地表は、比較的最近起こった火山噴火の痕跡で覆われている。

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