15:01 2020年08月11日
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人類にはまだチャンスがあるか? 地球のグローバルな環境問題 (213)
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海洋のプラスチックゴミの量が2040年までに3倍化し、2050年には魚の数よりも多くなる。英紙インデペンデントが報じた。

慈善団体のエレン・マッカーサー財団とオックスフォード大学、リーズ大学、環境保護団体のコモンシーズの研究者らは、こうしたプロセスを止めるためには、ビニール袋とカクテル用の使い捨てストローの対策は不十分であると語っている。

研究者らは、2016年に海洋には約1100万トンのプラスチックが投棄されたと指摘。この数量は今後20年間で年間で最大2900万トンを超えるおそれがある。

プラスチックは、細分化され、海洋の生態系に損害を与えている。細分化したプラスチックは海洋生物の体内の器官に取り込まれる。環境保護団体オーシャン・コンサーバンシーのデータでは、少なくとも600種類の野生生物が海洋ゴミの影響を受けている。

海洋プラスチック

2019年初頭、調査隊が地球で最も深い場所である太平洋マリアナ海溝でプラスチックを発見した。海洋の大量ゴミとプラスチックの被害にあっているのは海の生物だ。食品と混じったプラスチック粒子やその他ゴミは海洋生物を死に至らしめている。スコットランドではマッコウクジラの胃から100キロものゴミが見つかった。

雪中プラスチック

その後、ドイツとスイスの研究者らは北極の雪氷にマイクロプラスチックを発見した。北極圏と人間の生活圏は距離が大きく離れているにもかかわらず、マイクロプラスチックは風で運ばれ、雪となって降ったと推測されている。

食品中のプラスチック

食品とプラスチックを摂取しているのは海洋生物だけではない。ビクトリア大学(カナダ)の研究者らが発表した報告によると、一人あたり毎年平均4万~5万プラスチック微粒子を食品とともに飲み込んでいるという。


環境や気候変動に関するニュースや研究はこちらを参照。
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