00:28 2020年08月14日
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3日後の7月30日に火星に打ち上げられる探査機「パーセヴェランス」は火星の標本を採取して地球に持ち帰る使命を帯びているが、採取の前にパーセヴェランスはまず、火星から地球にやってきた玄武岩のかけらを「返却」しようとしている。どうして「返す」必要があるのか? その理由を英ガーディアン紙が説明している。

今回、60万年の宇宙旅行を経て火星に里帰りする玄武岩「SAU008」は硬貨サイズと極めて小さい。今回の探査にSAU008は技術上の大役を果たす。パーセヴェランスの船内で誤差を正す校正用の検出器として活躍するのだ。

火星では特殊レーザーが鉱物の成分を特定し、生命の痕跡を探す。このレーザーの校正のための物質は調査対象の物質と似ていなければならない。まさにこのために火星の石が選ばれた。この石がレーザーが最大限正確に測定できるよう助けてくれるのだ。

SAU008は1999年オマーンで発見され、ロンドンの自然史博物館に保管されていた。石の孔からは火星の大気圏の成分と同じガスが見つかったことから、学者らはこれが火星からやってきたことは間違いないと判断している。

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