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チリと米国の研究者らが、群れで暮らす牛は社会的関係を互いに維持するため、お互いに舐め合うことを明らかにした。科学誌『Frontiers in Veterinary Science』で研究結果が発表された。
チリのアウストラル大学と米国のウエスタン健康科学大学の研究者らが調査を実施した。6週間に渡り研究者らは、群れのヒエラルヒー関係を確立するための牛の行動を観察した。
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Sputnik / Kirill Kallinikov
群れの中での牛の地位は、角の突合せによって確立した。ほかの牛のどれを何回突くかに関係する。その後、研究者らは、どの牛が他のどれを舐めて綺麗にするかを観察した。
たいていの場合、同年代は互いに舐め合い、それぞれは自分を舐めた牛を舐め返すことが明らかとなった。高い地位にある牛はより頻繁に舐められる。
舐められる頻度はその牛の年齢や群れでの社会的地位に関連する。牛同士の社会的関係は人間の想像以上にはるかに複雑なことが判明した。研究者らは、牛の社会的相互関係の研究が農場での牛たちの暮らしをより快適なものにするのに役立つことを希望している。
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