15:53 2020年10月01日
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ロシアの研究者らは、排水を浄水する特殊な収着剤を開発した。この収着剤は生きたバクテリアから成り、生体酸化の特性をもち、石油製品の成分を分解する。これは、自然水域に排水が流出することを防止する。研究結果が学術誌『IOP Conference Series: Materials Science and Engineering』に掲載された。

企業では通常、危険な汚染物資を阻止し、分離するためにオイルトラップを設置する。専門家によれば、しかし、これらの洗浄システムは、予定された効果の30%程度しか機能しておらず、いずれにせよ多くはシステムを通過してしまう。

シベリア連邦大学の研究者らは、さまざまな企業が排出する石油製品を分析し、以前はトラップにかからなかった毒物をとらえることが可能な収着剤を開発した。

研究者らによれば、開発された収着剤は生きたバクテリアを含有し、石油製品を「食べ尽くす」ことが可能だという。収着剤は、小さな顆粒状で、産業規模での使用に適している。また、この収着剤は広い温度領域でも機能し、すでに実際の企業で試験生産テストが実施された。

開発は、ロシアのノリリスクでの自然環境災害を背景に実施された。ノリリスクでは5月29日に2万1000トンの燃料が自然環境に流出した。8月7日には同地で再度流出が確認された。

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研究, 石油, ロシア
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