06:50 2020年12月02日
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オランダの古生物学者らが、これまで知られていない新種のクモヒトデを発見した。脆弱なこのヒトデは、後期白亜紀にオランダ領内の温暖な海の浅瀬に生息していた。ヒトデの名前は、フィンランドのヘビーメタルバンド「ナイトウィッシュ」のボーカル、フロール・ヤンセンにちなんで命名された。発見に関する記事が学術誌『PeerJ』に掲載された。

ヒトデに似た生物の化石は、古生物学的発見で世界的に有名な採石場で後期白亜紀の地層の中から20年以上前に発掘された。同地はオランダのマーストリヒト市近郊に位置する。

20年が経過し、新しい研究方法が現れたことから、研究者らはヒトデのサンプルの研究に取り掛かることができた。研究にはルクセンブルグの自然史博物館の研究員らも加わった。その結果、研究者らは、細粒から恐竜時代末期に生息し、これまで科学的には未確認だったクモヒトデ種の輪郭の様子を再現することに成功した。

「Ophiomitrella floorae」
© 写真 : Dr Ben Thuy
「Ophiomitrella floorae」

新しい化石の命名は発見者の権利であり、研究者らが化石とヘビーメタルが大好きなことから、新種はロックバンド「Nightwish」のボーカルであるフロール・ヤンセン(Floor Jansen)にちなんで、「Ophiomitrella floorae」と名付けられた。

現在、ヒトデは展示会「Rock Fossils on Tour」の一環として展示が行われている。同展示会は、オランダのマーストリヒト市の自然史博物館でロックグループやミュージシャンにちなんで名付けられた化石の展示を行っている。ヒトデの他にも展示会では古代のワーム類「Kalloprion kilmisteri」が展示されている。この化石はハードロックバンド「Motörhead」のレミー・キルミスターにちなんで名付けられた。

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