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米国の研究者らが、通常、風邪と呼ばれるライノウイルスがA型インフルエンザウィルスをブロックできることを明らかにした。研究結果が『The Lancet Microbe』誌に公表された。
ライノウイルスの感染は、もっとも一般的な季節性疾患であるウイルス性の急性呼吸器感染症の1つ。ほとんどの場合、この感染症は5日から2週間続く普通の鼻かぜとして現われ、通常は風邪とみなされる。
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REUTERS / Agencja Gazeta / Lukasz Cynalewski
研究が行なわれるきっかけは、2009年に欧州のいくつかの国々で感染が流行した際に、季節性の風邪の流行とともに、秋になってH1N1亜型ウイルスの拡大が鈍化したことが報告されたことにある。
医療データの分析と細胞の培養実験の実施で、米国ニューヘブン市のイェール大学医学部の研究者らは、ライノウイルスがA型ウイルスの拡大を防止しているという結論に達した。
ある病原体が他の病原体の増殖を抑制する際にウイルスの干渉が現われることは以前から知られていたが、しかし、この感染因子の組み合わせについては、はじめて記録がされた。
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