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ヒト免疫不全ウイルス(HIV)およびB型肝炎の治療に使われる複数の医薬品が2型糖尿病のリスク上昇を著しく下げる働きがあることが、米国の科学者らの研究で明らかになった。研究結果は学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表されている。
バージニア大学はこの研究のためにHIVまたはB型肝炎の患者12万8000人以上を17年以上にわたって観察した。研究者らは、この方法での糖尿病の治療の成果は薬をどう服用するかにかかっていると語っている。
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HIVやB型肝炎の治療薬として承認されている、ヌクレオシド逆転写酵素転座阻害剤と呼ばれる抗レトロウイルス剤のグループを服用していた患者たちは糖尿病のリスクが33%下がったことが明らかになった。
脂肪分の多い食物を摂取していたヒト、マウスの細胞サンプルを使った研究では、この薬剤で糖尿病リスクは少なくとも29%下がった。
研究者らは、これらの薬剤を使用することで糖尿病が予防できることが示されたと考えている。
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