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ロシア教授「新しいプラットフォームの新型コロナワクチンは治験第3相終了後も長期的影響を確認すべき」

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免疫応答の刺激にチンパンジーアデノウイルスベクターやmRNA技術など新しいプラットフォームを使用するCOVID-19(コロナウイルス感染症)ワクチンは、臨床試験第3相試験の終了後も長期的な影響の可能性について調査する必要があるという。モスクワ市立第52病院副院長のセルゲイ・ツァレンコ麻酔・蘇生科教授が語った。

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同教授は、米国食品医薬品局(FDA)が英アストラゼネカの抗コロナワクチンの安全性調査期間を拡大したことについてコメントする中で、「新たなプラットフォームによるワクチンは第3相試験終了後も長期的な影響の有無を確認する必要がある」と語った。

英アストラゼネカが試験を中断した件に関し、ワクチン開発方法に関連するリスクについて強調した。

教授は「横断性脊髄炎の年間発生率は100万人あたり1.34から4.6症例の間にある。アストラゼネカの調査において横断性脊髄炎が2件発生する確率は22,000に1症例以下(0.00495%)になる」と指摘するとともに、ロシア製ワクチン「スプートニクV」は既に実績のあるヒトアデノウイルスをベースに開発されたことを強調した。

9月、英アストラゼネカのワクチン試験は再中断した。同社は2人目の被験者に「原因不明の病気」が発生したことを公式に発表した。一方、同社の内部文書では横断性脊髄炎(稀な神経障害)と記録されていた。

アストラゼネカのワクチンは英オックスフォード大研究者と共同で開発され、チンパンジーアデノウイルスをベースにしている。8月に治験第3相に入った。第3相は最終段階であり、安全性および有効性データとして保健当局の承認に送られる。

8月11日、ロシアは世界に先駆けて抗コロナワクチン「スプートニクV」を登録した。同ワクチンはロシア保健省ガマレヤ疫学・微生物学研究所が開発。現在、治験第3相試験が行われている。

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