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https://jp.sputniknews.com/science/202010167853449/
国際的な研究者グループが悲劇的な気候変動と多くの絶滅危惧種の消滅から地球を救う方法を発表した。このためには農業で切り開かれた自然環境の30%をもとの自然な状態に回復させる必要がある。この問題に関する報告がネイチャー誌に発表された。
このほか、こうした方法は大気中の二酸化炭素ガスの量を4650億トン以上減らすことにつながる。
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写真 : Pixabay / Martin Fuchs
研究者らは、農地に変えられた世界中の生態系は28億7000万ヘクタールと分析した。そのうち54%は当初は森林で、25%は草原、14%は低木砂漠、4%は乾燥地、2%は湿地帯だった。その後、そうした環境のそれぞれは、採算性や生物多様性の保全、炭素の貯蔵にもとづき評価された。
農地に変えられた生態系の55%(または15億7800万ヘクタール)は、人間への食品供給を損なうことなく再生することが可能ということが判明した。しかし、再生が必要なのは森林だけではなく、それは生物の多様性や気候と同様に、消費にとっても不利益となる。研究では多様な生物群系の再生が必要であることが示された。
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