18:40 2020年10月20日
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米軍は軍用犬向けの拡張現実(AR)ゴーグルのテストを行なった。これは軍用犬に遠隔で指示を与えることを可能にするものである。米国の技術系サイト「ザ・ヴァージ」によれば、この技術はコマンド・サイト社が、米陸軍の研究費を利用して開発した。

軍用犬は、地雷やその他の危険物発見の手助けをする訓練を受けているが、通常、犬に対しては、兵士が絶えず指示を与えなければならない。これまでは手による合図や音声シグナル、レーザーポイントなどを使って指示が出されてきた。しかし犬に指示を与えるには、兵士が近くにいなければならない。

開発されているARゴーグルは、軍用犬も、また指示を出すハンドラーも危険に晒すことなく、与えられた任務を遂行することを目的としている。米国の軍用犬研究者は、このゴーグルをつけることにより、ハンドラーが軍用犬のそばにいる必要性はなくなると明言する。またハンドラーは、完全に安全な状態で、軍用犬の見ているものすべてを見ることができる。

ARシステムは、紫外線や飛散する破片、草や雪から犬を保護することができる「Rex Specs」のゴーグルに装備されている。また無線機が取り付けられており、犬は指示を視覚だけでなく、聴覚でも捉えることができる。

現時点では、ゴーグルは有線で、軍用犬が自由に移動することはできないが、2年かけてこれを無線化する計画だという。

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