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ロシアの研究者らは、エコでクリーンな燃料の開発に成功した。この燃料は、手頃なバイオエネルギー種の特性を改善することにより、効果の面で褐炭に引けを取らない。雑誌『Fuel』に報告が掲載された。
研究者らは、灰の含有の高い泥炭または糠のようなこれらバイオマスから遠心分離機を使って不純物を取り除き、その結果、ミネラルを豊富に含んだ重いものと有機物の数値に近い軽いものといった2つの部類にそれらを分離する。
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AP Photo / Patrick Semansky
研究報告に
よれば、こうした方法で洗浄された燃料は、燃焼効果の面では、ボイラーやコジェネレーションで広く活用されている褐炭に引けを取らないという。
また、質量の重い部分は、たとえば水の浄化用など、高効果な吸着剤の取得のために利用が可能となる。
今後、研究者らは、新しいタイプの燃料の開発と炭素吸着剤の製造技術の改善のために、バイオマスのミネラル成分の研究を継続する予定だ。
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